PEOPLE
マンション事業の先輩がつくった幸せ
つくる人、住まう人。
その想いをつなぐ、みんなの笑顔が
広がるマンション。
わたしが思う幸せは
つくり手にとっての「いい仕事」、住む方にとって「理想の暮らし」。マンションをつくる部署として、私はこの2つが叶えば、一緒に働く同僚や現場、何よりもお客様、そのマンションに関わる人々全員が笑顔になれると思うんです。隣の人が笑顔だと私も笑顔になれるし、その笑顔がまた別の誰かに広がっていくような現場をいつも目指しています。
マンション事業の先輩
2013年入社
10年以上、100人以上で取り組むことも。
大きなものを作り上げる、
責任とやりがい。
ひとつのマンションをつくるのには、短くても3年、長い場合は10年以上もの年月がかかります。関わる人数も多く、100名以上と連絡を取り合うことも。それを事業主として束ねるという仕事は責任も重く感じますが、何よりも大きなチームで同じ目標を見つめながらひとつのことを成し遂げることにやりがいを感じています。取引先の方々に「また一緒に仕事をしましょう」「次の現場もぜひお願いします」と言ってもらえたときには、自分の仕事が認められたようで本当にうれしかったですね。
マンション事業の仕事
設計
建設予定の土地に合わせて、まずはコンセプトの企画やスケジュールの組み立て。その後は設計事務所と協力しながら設計を進めます。設計図があがってくると、より良いマンションになるように、部署内でレビューを行い、設計事務所と何度も打ち合わせを実施します。
工事管理
着工すると、毎週現場で施工会社と打ち合わせをしながら工事が進んでいきます。壁材や床材、お風呂やキッチンといった部材・設備は、このタイミングで仕様とコストのバランスを検討しながら具体的に決定していきます。また、品質のチェックも大事な業務のひとつです。
販売準備
工事と並行して、物件のコンセプトをもとに販売促進のための資料をつくるのも仕事です。まだ実際の姿がないものを販売するので、より具体的に・魅力的に物件をアピールできるよう、CGパースや模型の制作、お客様用の図面の確認からモデルルームの企画まで幅広く担当しています。
先輩のとある一日
9:00
部署内での打ち合わせ
設計で詰まってしまったことや予算の変更など、物件について各スタッフからの報告や相談があれば、週に1度の部署内の打ち合わせで話し合います。また、日々の業務に対する改善提案や、それぞれのスタッフのリソース状況の共有などもこの場で行います。
13:00
営業・メーカーとの打ち合わせ
実際にお客様への販売を行う営業の方と、担当物件の販売に必要な資料や、販売のアプローチに関する相談をします。また、設計や施工が進むなかで、「こんな仕様がいい」「こんな設備が必要」という要望があれば、メーカーさんに相談のうえ、ご提案をいただくこともあります。
16:00
事務作業
打ち合わせが終わると、メールのチェック作業や資料作成など、自分の作業に集中します。資料作成や図面のチェック、法務関連の申請などの事務作業も多いのですが、限られた時間で作業を効率的に進めることを心がけています。
EPISODE
幸せづくりについて
マンションの建築が決まると、まずは社内で打ち合わせを進めながら、設計事務所に依頼をします。その後施工がはじまると実際に現場に出て、施工会社の方とお話をしますし、営業の部署や、外部のコーディネーター、メーカーさんなど、直接やりとりする方々は本当に多岐に渡るんです。でも、それだけ広く建築・マンションのスペシャリストたちに関われるというのがこの仕事の何よりも魅力だと思っていて。それぞれの立場や仕事のこだわりを受け止めて、その想いがお客様にも伝わるように舵取りをしていく。ここにやりがいを感じています。
この仕事をしていて、どんなときに喜びを感じますか?
マンションって、外観の施工がほぼすべて終わって足場が取れるまで、実際の姿がわからないんです。足場が取れたとき、設計の段階から思い描いていた外壁の色やデザインが思った通りだと、本当に安心しますし達成感も感じます。そしてもっとうれしいのが、内覧会ではじめてお客様と対面したとき。そこで「想像していたよりもずっとすてきだった」という言葉をいただいたときには、思わず心の中でガッツポーズをしてしまいました(笑)。
幸せをつくるために、日頃からどのような工夫をしていますか?
マンションのプランニング中は、実際に住む人の顔は見えないので、特定のひとりを思い浮かべながら構想を練るということができないんです。なので、ひとつのマンションでも何種類もの暮らしのパターンを想定し、どんな人でも理想の暮らしを実現できるような設計を目指しています。また、関わる方々全員の想いを可能な限り現場に活かすことで、みんなが「いい仕事をしたな」と実感できるようにするのも私の仕事です。その実感さえつくれれば、きっと住む方はもちろん、その街の人々、つくり手など関わる人全員にとって、そのマンションが一生の記憶に残るものになると思うんです。
就活生へのメッセージをお願いします。
私もそうでしたが、「マンションをつくる」という仕事ってあまりイメージがつきませんよね。実際は、ひとつのマンションを建てるためにたくさんのスペシャリストたちが携わっていて、その方々の想いやこだわりを一つひとつ聞きながら最終的な建築に落とし込んでいくというのが私たちの仕事です。自分が携わった建築が街の景観になって、完成後もずっと地図に残るという仕事はやりがいがありますし、多くのプロと肩を並べて同じ目標に向かって歩んでいけるマンション事業部の仕事を誇りに思っています。