PEOPLE
総務の先輩がつくった幸せ
お客様の資金を、お客様以上に
大切にする。
真摯な姿勢で築く、心からの信頼。
わたしが思う幸せは
総務というのは、受け身の仕事です。自分から引き合いを取ってきたり、契約に向けて動きまわったりする立場ではありません。常に考えているのは、前線でお客様と接している先輩方を、どうサポートすれば仕事がスムーズに進むのか、ということです。まだまだ勉強中ですが、相手の立場を想像しながら、思いやりの心を持って仕事をすることをいつも心掛けています。
総務の先輩
2020年入社
"スピード最優先"のモットーを、唯一手放した瞬間。
火災保険のご提案をする予定があったお客様との面談の直前、営業から「打ち合わせが押しており、開始時間を大幅に遅らせてほしい」と連絡がありました。なにかトラブルが起きているに違いない。そんな事態の後でお客様はどんな気持ちだろうかと、想像が膨らみました。そしていざ面談となり、私はあえて火災保険のお話は省略し、後日機会をいただくご相談をしました。積水ハウスの火災保険は、有事の際にお客様をグループ全体で素早くサポートするための大切な制度です。故に、落ち着ける場でじっくりとお話をさせていただく必要があります。お客様の安心のためには、自分の仕事以上に優先すべきことがあると考えています。
総務の仕事
不動産担当
総務の仕事は多岐に渡るため、細かく担当が振り分けられています。不動産担当は、文字通り土地を仕入れる際の手続きに関する手配をする役割で、その後の決済までを担当します。
原価業務
原価業務は経理に近い仕事で、各支店に設けられている役割です。月単位、四半期、そして年間での売上げの見込みを立てるなどの経理・財務の業務を担います。
得意先担当
総務の中で唯一、接客を伴うのがこの仕事です。住宅を建てるお客様に融資や火災保険のご案内をしたり、竣工後の登記に関するサポートなどを行います。
先輩のとある一日
9:00
入金確認
得意先担当と原価担当を兼務しているので、出社するとまず、お客様からの入金確認を行います。これは朝にかぎらず、銀行が開いている時間帯は随時行っている業務です。
13:00
支払い業務
昼食をとったあと、午後の時間帯は主に出納処理にあてています。具体的には、関係する取引先からの請求書に対し、できるだけ迅速に支払いの処理を行います。これは取引先との信頼関係に直結する、大切な仕事です。
16:00
資料制作
お客様の火災保険の見積もりを作成したり、登記手続きの手配をしたり、引き続き事務作業が中心です。また、時間に余裕がある時は、退勤時刻まで翌日の仕事の準備を行います。
EPISODE
幸せづくりについて
着工の前にお客様と取り交わす契約書を処理するのも私の役割のひとつ。これが、非常に責任重大な役割なんです。いざ工事が始まってしまえば、後に引き返すことはできません。仮に、着工後に代金が支払われないようなことがあれば、会社はもちろん、取引先の工務店さん、そして何よりお客様が困ってしまいますから、毎回、慎重に慎重を期すよう心掛けています。だからこそ住宅が無事に完成した瞬間は、大きな達成感が味わえるんです。
幸せをつくるために、日頃からどのような工夫をしていますか?
私がなぜ日に何度も入金チェックを行うのかというと、お客様から振り込みがあった際には、一刻も早くレスポンスを返したいからです。お相手の気持ちに寄り添って考えれば、住宅建築は非常に大きな金額が動くわけですから、ちゃんと着金しているのかどうか不安な思いがあるはずです。だから入金をできるだけ早く知り、それを営業の方と共有し、会社としてすぐにお客様にお礼を伝えることが大切だと考えています。
仕事を円滑に進めるために、日頃から気をつけていることは何ですか?
事務仕事がメインですが、意外と大切なのが翌日の準備です。なぜなら、この仕事にも思いがけないイレギュラーは付き物で、たとえば営業の方から「来週お客様とお会いする予定だったのが、急きょ明日になったので、すぐに火災保険の見積もりがほしい」と言われることもあります。そうした要望にできるだけ迅速に対応できるように、手が空いている日は翌日だけでなく来週、再来週のことまで先回りして準備を済ませておくようにしています。
就活生へのメッセージをお願いします。
総務の仕事は、家を売ったり、お引渡しをしたり、直接お客様と接する仕事ではありません。でも、現場の方からお引渡しの様子を写真で見せてもらった時、舞台裏での自分の仕事がしっかりと生きているという、充実感をおぼえます。真面目な性格の方、物事を正確にこなすのが得意な方には、とても向いている仕事だと思います。ぜひ、そういう方と一緒に働きたいです。