PEOPLE
生産技術(機械系)の先輩がつくった幸せ
新たな設備で新たな働きやすさを。
社員に笑顔が生まれる現場。
わたしが思う幸せは
関東工場(茨城県古河市)で働く人たちは皆、年次や役割とは無関係にすごく仲がいいんです。プライベートでも集まって飲みに行ったり、野球やゴルフをしたり、一緒にいる時間が長いので自然と一体感が生まれます。だからなるべく、仕事中も一緒に笑っていたい。そう思うからこそ、みんなの働きやすさを追求するために、常に次の一手を考えています。
生産技術(機械系)の先輩
2019年入社
設備の改良は、働く人の表情だって変えられる。
私が2年目の時、工場に100キロを超える資材を手作業で扱わなければならない現場があり、そこの設備に自動搬入を取り入れる改造を先輩とともに任せていただきました。機械が資材を思うように吸着できず、頭を抱えた場面もありましたが、そんな時にも仲間たちが工場中から集まって、一緒に解決策を考えてくれました。みんなで知恵を出し合いながらなんとか改造に成功し、現場の方から「おかげで楽になった」「使いやすくて嬉しい」と笑顔が見られたときの喜びは忘れられません。
生産技術の仕事
企画・保守
エンジニア職では、企画と保守は別々に担当するのが一般的のようですが、積水ハウスでは両方とも担当することになります。そのため、現場の人たちが何を求めているのか、コミュニケーションは重要です。
計画
現場でヒアリングした情報を元に、生産ラインの効率を上げるために設備や手法をどう改善するのか、計画を立てます。自分の知識だけでは不足している場合は、身近な先輩や上司の知見を頼りながら、ベストな施策を考えています。
設備のオーバーホール
機械トラブルが発生した際、その場で直せない故障が認められた場合は、専門の会社に依頼することになります。そのための修理のスケジュールを立てるのも私の仕事です。
先輩のとある一日
9:00
朝礼・KY活動
安全第一の仕事なので、ラジオ体操や朝礼など毎朝のルーティンの中に、KY(危険予知)活動が含まれます。これは安全面の管理を徹底し、事故を未然に防ぐためのミーティングで、皆で気を引き締めています。
13:00
装置開発
担当している検査装置の導入のために、システムの開発や設定、テスト運用などを行います。なお、開発はアウトソースするケースもあり、社外の方との打ち合わせもここに含まれます。
16:00
機械の修理
装置の不具合など何かトラブルが起きると、すぐに駆けつけて修理にあたります。その場で直せない場合は、修理の手配をして、一刻も早く現場が動けるように計画を立てます。
EPISODE
幸せづくりについて
トラブル解決にあたる際、どうしても自分だけでは解決できないケースもあります。そんなピンチの時ほど、先輩や上司のサポートのありがたみを肌身で実感させられます。今後は自分自身も、もっと後輩を助けられるようにならなければいけないと日々感じています。そこで、社内のワークショップなどで最新技術について意見交換を行うなど、新しいスキルを身につけられるよう頑張っています。
毎日の仕事の中でいつも心掛けていることは何ですか?
私の役割は、関東工場の中でのトラブルシューターです。つまり、施設内の各部署からのSOSを受ける立場ですから、どのようなトラブルに直面しても、常に冷静でいなければならないと思っています。的確な解決策を導き出すためにはまず、当事者の話をちゃんとヒアリングしなければなりません。そして、自分だけでは解決できそうもなければ、早めに先輩や上司に助けを求めることも、問題を重症化させない秘訣ですね。
幸せをつくるためにどのような工夫をしていますか?
意識しているのは“心配り”です。というのも、設備の故障が起きた時はその原因を探るために、どうして壊れてしまったのか、当事者の皆さんから念入りに話を聞かなければなりません。そこでもし、こちらが不安や焦りの感情を見せていたら、当事者の方は自分の操作ミスを言い出しにくいはず。まだまだ十分ではないと自覚していますが、どんな現場でも焦らず、そして丁寧に、安心してすべてを委ねてもらえるような人間になりたいです。
就活生へのメッセージをお願いします。
私も入社前には想像していなかったことですが、積水ハウスは入社してからもさまざまなことが学べる会社です。だから、どんな職種であっても「自分には難しいかもしれない」なんて思う必要はありません。経験豊富で頼りがいのある先輩がたくさんいるので、心置きなくこの世界にチャレンジしてみてください。私自身もほとんど0からのスタートでここまでやってきました。充実した毎日を、心から楽しんでいます。