PEOPLE
シャーメゾン設計の先輩がつくった幸せ
いつもの場所こそ、特別な場所に。
見るたびに気持ちが華やぐ、
暮らしの入り口。
わたしが思う幸せは
シャーメゾンという賃貸物件の設計を手掛けています。プレゼンの際、お客様に「かっこいい!」とか「良い間取りだ」と心から感じてもらえるように、イメージを最大限に膨らませて形にするのが私の役割。そのためには、装飾やインテリアのパターンを1つでも多く知っておかなければなりません。道すがら見つけた素敵な建物や、SNSで見つけた建築画像など、私が集めた感動を多くの方に届けたいですね。
シャーメゾン設計の先輩
2019年入社
毎日目にするラウンジは、心を動かせる場所。
設計という仕事には正解がないので悩むことも多いですが、そこで暮らす方の生活を具体的に想像しながらデザインすることを大切にしています。この物件は毎日の暮らしのなかでも特別感を感じていただきたいという思いから、ラウンジスペースのデザインにこだわり抜きました。だからこそ、イメージをお客様にお見せした際、「すごくいいね。もう、すべてあなたに任せるよ」と言ってもらえ、とても嬉しかったですね。住まわれる方たちにも「ここの暮らしっていいな」と思ってもらえるよう、これからも努力し続けたいです。
設計の仕事
プレゼン
積水ハウス不動産の市場調査や営業担当と打合せを行い、建築されるエリアで最も価値のある賃貸住宅の提案になるよう、各住戸内の間取りや設備だけでなく、共用部の空間提案や、仕上げ材の検討など細部にいたるまで検討して提案します。
詳細設計・ 作図
打ち合わせを経て契約に進んだら、より細かい部分まで作り込んだ図面を作成します。間取りはもちろん、外観の装飾など、その土地にどのような建物が生まれるのか、図面を通して具体的なイメージをお客様にお伝えします。
お引渡し
お客様をはじめ多くの関係者とつくりあげた建物が実際に完成する瞬間は、この案件にかかわるすべての人にとって最高のひととき。シャーメゾンは規模が大きくお客様はもちろん地域への影響も大きい建物で責任重大です。これからも街が豊かになりお客様に喜んでいただける設計しよう!と思える瞬間でもあります。
先輩のとある一日
9:00
打ち合わせ
お客様と建築する建物の詳細について、打ち合わせを行います。お客様のご自宅に向かうこともあれば、私が勤務する支店にお越しいただくこともあります。
13:00
現場確認
打ち合わせを終えたら、必要に応じて着工中の現場の様子をチェックしてまわります。現場の皆さんに、私の作った図面に何か不具合はないか、改善点がないかを直接ヒアリングして、修正作業に生かします。
16:00
デスクワーク
外出アポイントがあった日は、プレゼン資料や図面の作成は夕方に行うことが多いです。また、案件の進捗に合わせて発生する事務作業に追われることも。
EPISODE
幸せづくりについて
私はあくまで設計者で、実際に工事を行う職人ではありません。そのため施工の都合から、私が起こした図面がそのまま実現できないことも珍しくないのが実情です。だからこそ、現場の大工さんとは頻繁にコミュニケーションをとり、「ここはこの通りにならないよ」と助言をいただいた際には、どうすればお客様のご要望に沿えるのか、どうすれば私のイメージに近づけられるのかを、徹底的に話し合います。設計は、意外と“対人間”の仕事なんです。
幸せをつくるために、日頃からどのような工夫をしていますか?
設計の段階では、お客様と何度も打ち合わせを重ねてご要望をお聞きしますが、必ずしもそのすべてが反映できるわけではありません。技術的な理由や、その土地の法律上の問題などから、どうしてもご希望に添えない部分についてはなおのこと、丁寧に説明するように気をつけています。これはお客様に喜んでいただき、より納得のいく建物を作り上げるために欠かせないプロセスだと思います。
現在の働き方やワーク・ライフ・バランスについて、どう感じていますか?
積水ハウスは組織で協力して残業を減らし、休日出勤をしたらちゃんと代休を取ることを推奨している会社です。その反面、やりたいことはとことんやらせてもらえる土壌があるのが特徴です。私の場合、1つの作図にこだわり過ぎると、あっという間に時間が経ってしまうので気をつけなければなりませんが、好きなことに思いっきり打ち込めている充実感がありますね。
就活生へのメッセージをお願いします。
入社してまず私が感じたのは、早い段階から責任の大きな仕事を任せてもらえる会社だということでした。もちろん、最初は右も左もわからず大変なことも多いですが、その分、多くの経験を積むことができて、早く成長できる実感があります。やりたいことが明確にある人、積極的にスキルを伸ばしていきたい人にとっては、これほどいい環境はないと思いますよ。