PEOPLE
戸建営業の先輩がつくった幸せ
自分の家族を想うように向き合う。
その先の暮らしまで
寄り添えるつながり。
わたしが思う幸せは
お客様にとって、住まいづくりは人生最大のビッグイベントです。そこに最初は、営業として先陣を切って参加することになりますが、全力で寄り添ううちに、自分がお客様にとっていかに重要で、必要となれる存在なのかを実感できるようになります。そうして自分を必要としてくれる存在が、案件をお任せいただくほど増えていく感覚は、この仕事ならではの醍醐味ではないでしょうか。
戸建営業の先輩
2020年入社
通学路だって暮らしのひとつ。お客様の毎日を想像する。
私が初めて担当したお客様は小学生のお子さまがいるご家庭でした。そこで、お子さまの登下校の道を実際に歩いて時間や安全面を確認し、夜間や天気の悪い日の様子なども写真や動画でまとめてお見せしました。すると本当に驚かれ、施工を積水ハウスに任せてもらうことができました。お引き渡しの後にも「娘が会いたがっているよ」とホームパーティーに招いていただいたり、また別の日に訪問した際にも「次はいつ来るの?」とまるで家族の一員ように歓迎していただきました。お客様の目線で寄り添うことの大切さを実感した、忘れられない思い出です。
営業の仕事
新規開拓
不動産会社などのルート先からご紹介いただくための関係づくりやイベントの企画・開催、担当エリアのお客様へのアプローチなど戸建住宅を検討されているお客様との出会いつくる活動をします。展示場での接客もそのひとつです。
コンサルティング
お客様からのヒアリング内容や建築地について役所調査・現地調査の情報をもとに資金計画の検討や設計と相談し最適なプランニングを作成・提案します。
契約
お客様の大切な住まいづくりをお預かりする大切な節目です。契約後も建物の詳細打合せはもちろん融資や登記などの諸手続きなど引渡しまでサポートを行います。
先輩のとある一日
9:00
展示場へ出勤
展示場を開ける日は展示場に直接出勤し、室内の掃除などオープンの準備を始めます。展示場接客のシフトに入っていない日は、担当顧客訪問やルート訪問の際に持参する資料作成などを行う日もあります。
13:00
打ち合わせ
ご対応させていただいたお客様とご契約に至った場合、関係する各部署との打ち合わせを行います。あるいは状況により、着工した現場をチェックしに行くこともあります。
16:00
デスクワーク
オフィスに戻り、打ち合わせや事務処理など必要な業務を行います。ルート訪問や展示場など、新規開拓業務で出会ったお客様に対して、それぞれの計画内容に適したフォローアップをすぐ行うようにしています。
EPISODE
幸せづくりについて
キャリアも4年目に入り、最近よく感じているのは、営業担当者とお客様は“対等”な関係でいなければならないということです。もちろん、最優先すべきはお客様の想いです。しかし、本当の意味で暮らしやすい、良い住まいに仕上げるためには、私たちの知見も最大限に活かす必要があります。その意味で、住まいはお客様と私たちメーカーが一緒に取り組む共同作業であるべきで、単なるイエスマンでは意味がないのです。
ハウスメーカーで働こうと思った理由は何ですか?
自分の性格を分析してみると、ただ与えられた仕事を淡々とこなすだけの仕事は向いていないと感じました。その点、ハウスメーカーの営業職は一つ一つの案件の規模が大きく、努力すれば努力した分だけ評価される世界です。もちろん、住宅の営業は簡単に数字を出せる仕事ではありませんが、自分のお尻を叩く意味で、思い切ってこの世界に飛び込みました。実際、すごくやり甲斐があるので、自分の考えは間違ってなかったと思います。
幸せをつくるために、日頃からどのような工夫をしていますか?
お客様と信頼関係をつくることです。たとえば設計の段階で「ここに窓をつけたい」とのご希望をいただいたとしても、それによって外観のバランスが崩れてしまうこともあります。そこでただ反対意見を述べるのではなく、外壁を残すことでいかに美しい住まいに仕上がるのかをお伝えするなど、真摯なコミュニケーションで我々のノウハウを活かしてもらう努力をしています。
就活生へのメッセージをお願いします。
就活の最中、あるいは実際に働き始めてから、さまざまな悩みを抱えることになると思います。私も、お客様から初めてクレームをいただいた時は、絶望の淵に立たされた気持ちになりました。でも1年、2年と経つうちに、そうした悩みの乗り越え方も経験を通して学んでいきます。何よりも大切なのは、失敗に惑わされることなく、自分が本当にやりたい仕事、進みたい道を選ぶことなのだと、今あらためて実感しています。