新しい価値や体験を届けるために道なき道を進み続ける

新しい価値や体験を届けるために
道なき道を進み続ける
プラットフォームハウス推進部
商品開発グループ

現在の仕事

HED-Net関連技術にフォーカスした研究開発で、主に検討中の技術の実験や検証、生活者参加型パイロットプロジェクトの推進などを担当しています。
技術については、センサーやアルゴリズムについての検討がメインで、ラボや実験棟などでデータの取得実験、解析、考察を繰り返しています。被験者実験では、外部から募集した方々や私を含めた検討メンバーが被験者となってデータを取得して、その解析データをもとに、センサー開発のベンダーやアルゴリズム開発をしている大学と協議し、考察しています。
生活者参加型パイロットプロジェクトの推進については、実際のお客様宅に導入されているHED-Netのプロトタイプでデータを取得しながら、その解析も並行して進めています。プロジェクト全体のプロトコルやスケジュールの策定、それを予定通り進めるための調整も私の役割です。
私の所属する商品開発グループには、プラットフォームハウスのサービスをする上で必要となる特定の分野に詳しいメンバーも転職を経て在籍しています。年齢層は幅広く、30代の私は若手世代のまとめ役を担うことが多いです。

やりがい・未来への想い

やりがい・未来への想い

非接触型の生体センサーで正確なデータを取るのは非常に難しく、実験や思い通りにならないことの連続なので予想通りの結果が出るとうれしいです。自分たちの考えが合っていた=検証が進んだということですから。また、世の中にないものを生み出すことや、新しい体験をお客様に届けるチャンスがあるということも日々のモチベーションになっています。正解があるかもわからないような難しいチャレンジですが、「未来はこうなるといいよね」と思えることに取り組めているのは、とても幸せなことだと思います。
今の私の目標はHED-Netを世の中にリリースすることですが、その後も、HED-Netに限らず、プラットフォームハウスの進化(積水ハウスに住むことによる生活体験の進化・幸せ提案)に貢献していきたいと思っています。
個人としての目標は、知識を増やす、スキルを磨く、人脈を広げるといったことに、もっと自己投資をして、一人の人間としてより豊かになっていきたいと考えています。年齢を重ねるにつれ、何かにチャレンジしたいという気持ちや好奇心が高まっていると感じています。

心がけていること

自分ができることを全力でやるということです。一方で、人にはそれぞれ得意分野や専門分野があるので、自分にできないことや他の人がやったほうが効率が良いことは、人に任せるようにしています。そのためにも、打合せではYES・NO・わからないなど、自分の状況や考えを正確に伝えることを意識しています。また、いろいろな実験や検証を同時に進めていかなければならないので、物事を俯瞰で見て、目的と手段をきちんと整理した上で行動することも大切にしています。

取得率100%の男性育児休業

取得率100%の男性育児休業

現在は在宅勤務をベースに、実験など必要があるときだけ出社して仕事をしています。だからこそ、メンバー間のコミュニケーションは大切にしていて、仕事の打ち合わせだけが目的とならないようなオンライン上でのミーティングや懇親会なども積極的に開催したり参加したりするようにしています。
最近、第2子が生まれたので、来週から男性育児休業を取得します。当社では、子どもが3歳になるまでに1ヶ月以上の男性育児休業を必ず取得することになっており、今回は第1子の育休の取得です。分割することもできるので、まずは2週間取得し、残りは年末年始の休みに合わせて取得しようと思っています。第2子の育休についても、家族と相談しながら計画的に取得するつもりです。

一緒に働きたいのはこんな人

正解のないことや難しいことを考えていると打ち合わせの雰囲気が重くなることはあるので、チームのメンバーは、ユーモアのある明るいキャラクターの人がいいですね。壁にぶつかっても「やれるだけやってみよう!」と前向きに動ける人のほうが一緒に仕事をしていて楽しいし、良いアイデアも出てくるような気がします。
「これは言っちゃいけないかな…」と発言にブレーキがかかるのはチームにとってもマイナスですから、時には冗談も言いながら、いろんな意見が出し合える雰囲気を大切にしていきたいと思っています。

※所属・内容は取材当時のものです。